ロックを愛するどうぶつの整形外科医の日記

二次診療施設で働く獣医師が思うことを綴る

犬の前十字靱帯損傷って

こんばんは。約1ヵ月ぶりです。

このブログを始めた当初は、初めの10日間はゼッタイ続けよう!、と志して、それは達成しました。それ以降は、出張の移動中に書こう!と意気込んでいましたが、日々の仕事やいろいろな原稿の締め切りに追われ・・・はい、すみません、全て言い訳です。

でも、このブログのことはいつも考えています!無理せず頑張りますので、今回もよろしくお願いします。

 

今回も獣医っぽい話。

 

僕の名前にも入れてあるように、僕は動物の整形外科を専門にして(にしたい)日々頑張っています!

でも僕は名刺に書くような、専門医でもナントカ認定医とかの肩書きは一切ないです。

僕は正直者です 笑。

でも自ら専門に頑張っている!って言うからには、それなりに専門的な知識はアップデートするように努力していますので、ご安心を(もし、このブログの獣医っぽい話を参考にしている獣医さんや看護師さんや飼い主さんがいた場合の・・・念のためです)

 

動物の整形外科界で、世界中で、最もホットな話題(もうピークは過ぎていると僕は思いますが)、というか、身近な話題、というのは、犬の前十字靱帯損傷、でしょう。

さて、ここで質問です。

 

この病気が一番やっかいな点は何でしょう?

 

そりゃ靱帯が傷ついてる、って言うんだから、痛いのが一番やっかい、でしょう。

と考えた方・・・

 

 

ぼーっっと生きてんじゃねーよ!笑 とは言いませんが、それだけじゃ不十分だと僕は思います。

 

痛みが一番やっかい!、でもいいですが、その原因はなんでしょう・・・?

 

何が言いたいかというと、その一番やっかいな痛みの原因が分からないと治療方針を立てづらい、はずです。

それを考えなかったら、痛いのかわいそうなんで痛み止め飲ませてください、で終わっちゃいますね。

痛みの原因・・・いろいろありますね。

この話はまた今度。